iPhone の標準ブラウザの Safari で機能拡張を使うことができます。
機能拡張は App Store で入手でき、Safari の機能をカスタマイズできます。
今回は、iPhone の Safari で無料で使えるおすすめの機能拡張として「AdBlock Pro」と「Ghostery」という2つの「広告・トラッキングブロッカー」を紹介します。
できることは似ているのでお好みの方を使っていただけばいいと思います。
ちなみに、私は、使用感がわかりやすく感じたのとオープンソースで作られているメジャーな機能拡張であることを理由に「Ghostery」を使っています。
これらの機能拡張は、Webサイト上の広告をブロックし、トラッカーによる個人データ収集を停止します。
YouTubeなどの煩わしい広告を除去できますし、各種ウェブサイトで画面を大きく占有する広告も除去できます。
また、Webサイトの広告は、ユーザーの閲覧履歴や個人情報を収集し、ターゲティング広告に利用します。
これは、プライバシーを侵害するだけでなく、ブラウジングの速度や快適さにも影響します。
広告・トラッキングブロッカーを使えば、これらの問題を一気に解決できます。
試しに、広告の多い「 Weblio英和和英辞書」のページのスクリーンショットをご覧ください。
以下の順番で、それぞれ少しスクロールして2画面ずつスクリーンショットを撮りました。
- 機能拡張未使用
- AdBlock Pro 有効状態
- Ghostery 有効状態
機能拡張未使用のスクリーンショット
AdBlock Pro 有効状態のスクリーンショット
Ghostery 有効状態のスクリーンショット
機能拡張未使用では、がっつり広告が入っています。
対して、「AdBlock Pro」有効状態では Weblio自身が表示していると思われる広告が残ってしまっていますが、それ以外の広告が表示されなくなっています。
そして、「Ghostery」有効状態では完全に広告が表示されなくなっているのがおわかりいただけるかと思います。
なお、これらのアプリ自体、ユーザーに関連づけられたデータの収集をしないため、プライバシーは守られます。
AdBlock Pro と Ghostery はいずれも無料でダウンロードでき、簡単に設定できますし、不要な場合は通常のアプリと同様に削除可能ですので、お気軽にお試しください。
ちなみに、このブログも広告で収入を得ているため、これらを紹介するのは苦しいのですが(笑)、役に立つ情報を発信するのがモットーなので紹介しました。
お役に立てば幸いです。
AdBlock Pro
Ghostery