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骨伝導ヘッドホン Shokz (旧 AfterShokz) Aeropex レビュー

Aeropex(エアロペクス)ルナグレー 本体

今回は、Aeropex(エアロペクス)についてレビューします。
Shokz(ショックス)(旧 AfterShokz(アフターショックス))の骨伝導ヘッドホンです。

実際に半年以上使ってみました。

率直な感想としては、めちゃくちゃいいです!
以前にクラウドファンディングのリターンで手に入れた骨伝導イヤホン「earsopen」(BOCO)が使い物にならなくて骨伝導に対して悪い印象をもっていたのですが、Aeropex にはいい意味で裏切られました。

見た目(開封時の写真)

箱はこんな感じです。シンプル。

Aeropex(エアロペクス)の外箱

Aeropex(エアロペクス)の内箱


開封。

Aeropex(エアロペクス)内箱の内面

Aeropex(エアロペクス)本体の梱包状態


同梱品。

  • マグネット充電ケーブル × 2
  • シリコーンゴムの収納袋
  • 耳栓
  • スマホや鍵が入るスポーツベルト

同梱のマグネット充電ケーブル、シリコーンゴムの収納袋、耳栓

同梱のスポーツベルト


良かった点

音漏れが気にならない

室内で十分な音量を出しても音漏れが気になりませんでした。
過去のモデル「Air」より50%音漏れが減少しているらしいです。

バッテリーもちがいい

公式が「1回の充電で8時間の連続再生/通話が可能」と言っていますが、たしかによくもちます。
フル充電したら毎日1時間程度使っていても1週間は普通にもちますね。

音がいい

音もいいです。
BOCO の骨伝導イヤホン「earsopen」を使ったときはオモチャのような音でしたが、Aeropex は不満なく聴けます。
骨伝導でこの音なら十分合格点だと思います。

軽く適度なフィット感

まず装着してみるとフィット感が良くて軽い。
締め付けられているような感じはなく、かといって緩すぎるわけでもない、ちょうどいいフィット感です。
重さは 26g と軽いので着けているのを忘れると言っても大げさではありません。

清潔感あり

耳に入れないので耳垢が付かないというのも地味に嬉しいところです。
汚い話で恐縮ですが、私は耳垢が多いのでカナルタイプのイヤホンを使うと耳垢が付いてしまいます。。
それを気にしなくて済むのは嬉しいポイントです。

屋外でのウォーキングやランニングでも安心

Aeropex を買うことにした一番の理由がこれです。
屋外でのウォーキングやランニングでも安心。
カナルタイプのトゥルーワイヤレスイヤホンももってますが、やっぱり屋外では周りの音が聞こえる方がいいです。

気になる点

遮音性がない

耳がオープンなので遮音性が全くありません。
これは屋外でのウォーキングやランニングでも安心して使えるというメリットと表裏一体ですが、利用シーンをよく考えたうえで購入する必要があります。

なお、耳の穴を塞ぐとカナルタイプに近い聞こえ方になるので、騒音のある場所でイヤホンの音に集中したいシーンでも一応使えます(耳栓が同梱されている所以ですね)。
ウォーキング中に交通量の多いうるさい道で信号待ちをしているときなど、一時的にイヤホンの音だけが聞こえればいいシーンでは片耳だけでも指で塞げばイヤホンの音がよく聞こえるようになるので便利です。
骨伝導イヤホン・ヘッドホンを使うときは試してみて下さい。

充電器が専用

マグネットでくっつけて使うタイプの専用充電器が同梱されています。
充電端子が USB TypeーC だったら嬉しかったんですが、私の部屋のコンセントはこの専用充電器に一つ占有されてしまっています。

髪が長いと使いづらいかも

フレームが耳の上を通る形になっていますが、髪の長い人の場合、この部分が気になるかも。
そのまま着けると髪を押さえつける形になるし、そうならないために着けるときに髪を持ち上げるにしても、トゥルーワイヤレスイヤホンのように左右ひとつずつ完全に独立して着けることもできないので煩わしく感じると思います。

髪の長い人にはソニーの「SBH82D」の方がおすすめです。
耳の下から着けるタイプですし左右を繋いでいるのが柔らかいケーブルなので着けやすいと思います。
少し借りて使ってみたことがありますが、音質はこの価格帯のイヤホンならこれで十分だろうと感じましたし音漏れも許容範囲でした。
オープンイヤーイヤホンを買うなら選択肢に入れる価値は大いにあると思います。


マスクの着け外しがめんどくさい

トゥルーワイヤレスならイヤホンを着けたままマスクの着け外しができますが、Aeropex の場合は一旦耳から外す必要があります。
外すといっても首のあたりに移動させておいてマスクの着け外しをしたら耳にセットし直すだけなので大した手間ではないのですが、コロナ禍の今はマスク着用が毎日のことなので煩わしさを感じるポイントです。

カバンにしまいづらい

多くのイヤホンはコンパクトでカバンに入れて持ち運びしやすいですが、Aeropex はそこそこ大きいのでカバンに入れるのには向かないと思います。
ネックバンド部分は弾力があってしなやかですが、細いのでカバンに入れると折れたりしないか心配です。
一応ケースも付いていますが、シリコーンゴム製で柔らかいのでしっかり保護してくれる感じではありません。

まとめ

色々書きましたが、私の場合、利用シーンと機能がマッチしていたので満足しています。

半年以上使って何度かぶつけたりしたこともありますが不具合は一切起きていませんし、品質にも満足しているので、骨伝導・オープンイヤーのイヤホンが気になっている人には自信をもっておすすめします。

私が購入した色はルナグレイですが、ほかにもコズミックブラック、ブルーエクリプス、ソーラーレッドがあります。
定番の黒、グレー系もいいですが、青や赤で少し冒険してみるのもいいかもしれません。


<追記> 後継機の OpenRun Pro が発売されたので今買うならこちらがおすすめです。