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Teams でのミュート時に Shokz のヘッドフォンから鳴る音を止める方法

「Teams」アプリで「Shokz (旧 AfterShokz)」の骨伝導ヘッドフォンを使う場合、「Teams」上のミュート機能を使用すると問題が起こります。

何が起きる?

「Teams」上のミュートボタンを押すと、ヘッドフォンから「ミュートしました」や「ミュートを解除しました」とアナウンスが流れるのです。
相手の声の聞き取りに支障をきたす上、アナウンスがヘッドフォンのマイクに拾われてしまい、相手にも聞こえてしまいます。
実際私も「なんか女の人が喋ってませんか?」と言われ、弁明したことがあります。

また、ミュートを一定時間以上続けていると、「プープー」とビープ音が鳴り出します。
ビープ音のせいで聞き取りづらいし、会議に集中できない、かといって喋らないときはミュートしておきたいので、これでは困ります。

これらの事象が起こるかどうかは「Teams」のバージョンが関係するようで、過去のあるバージョンの時は起きませんでしたが、現在は起きてしまいます。
どうもこれは Shokz (旧 AfterShokz) のヘッドフォンの仕様らしく、私は「Aeropex」でしか試していませんが「OpenComm」でも起こるようですし、今後も解消される望みは薄そうです。
(下に追記しましたが「OpenComm UC」に買い替えたら解消しました。)

解決方法は簡単

しかし、諦めることはありません。解決方法があります。
Web版(ブラウザ版)の「Teams」を使うことです。
Web版に切り替えるだけで、ミュート時の問題が発生しなくなります。

アプリ版との違いで言えば、UI や操作感において大きな違いはありませんが、「背景ぼかしが使えない」などいくつかの機能制限があります。
特に今回の話に関係するところでは「テスト通話が使えない」ので、本当に問題が発生しないのか実際に会議をしてみるまで確認できず不安になるかもしれません。
ただ、そもそもアプリ版と Web版では動作の仕組みが異なるので、問題が発生し得ないはずです。


<追記>
OpenComm UC」に買い替えたら「ミュートしました」というアナウンスやミュート時のビープ音がしなくなることを実際に確認しました。
「OpenComm」ではなく「OpenComm UC」なのがポイントで、「UC」の方は「Loop 100アダプタ」(USBドングル)が同梱されており、それ経由で PC と接続します。

この「Loop 100アダプタ」は別売りなので単品で買ってすでに持っている shokz製骨伝導ヘッドホンと組み合わせてみても同様に問題を解決できるかもしれません。*1
ちなみに、USB Type-A と Type-C がありますので、お買いになる場合はお間違えのないようご注意ください。

また、「OpenComm UC」は職場での仕事やリモートワーク向けのモデルとしてノイズキャンセリング付きブームマイクが搭載されています。
実際、普段よく会議をする方からは以前の「Aeropex」に比べて「OpenComm UC」の方が音声がクリアに聞こえる、違いがわかると言われました。
持ち運び用のハードケースも付属しており、仕事でとても重宝しています。

<追記ここまで>


最後に

Web版の「Teams」を使う以外にも、ヘッドフォンを「OpenComm UC」に替えたり、仮想オーディオデバイスを使用したりする方法もあるようですが、前者は費用がかかりますし、後者は会社の PC ではインストールが許可されない場合があると思いますので、今回はそう言った観点で最も取り入れやすく、私自身も実際に試したことのある Web版の「Teams」を使う方法をご紹介しました。
ミュート時の音声やビープ音に困っている方はまず Web版「Teams」を試してみるのがよいと思います。

余談ですが、日本マイクロソフトが言うには「Teams」のカタカナ表記は「チームズ」だそうです。
英語の発音に近づけるなら「ティームズ」ですかね。
どちらにせよ「チームス」ではありません。
日本語話者の感覚的には「チームス」と言ってしまいがちな気がします。
余談でした。

*1:私の方では単品で買って組み合わせる使い方を検証できていません。自己責任でお願いします。実際に試された方は Twitter 等で報告いただけると嬉しいです。