Google AdSense(Googleアドセンス)などではてなブログを収益化しようとすると、プライバシーポリシーの設置が必要になります。
一応、公式の週間はてなブログにプライバシーポリシーの設置方法が書かれていますが、その方法で使われている「固定ページ」は有料プラン「はてなブログPro」だけで使える機能です。
しかし、私は固定ページを使わずに無料プランのままプライバシーポリシーを設置し、Google AdSense の審査に合格しました。(※現在は有料プランです。審査合格後しばらくしてアップグレードしました)
この記事では、はてなブログの無料プランでプライバシーポリシーのページを設置する方法をご紹介します。
プライバシーポリシーのページを作る
まずはプライバシーポリシーのページを作ります。
作り方のポイントは3つです。
- 記事として作成する
- 古い投稿日時を設定する
- カスタムURL を設定する
無料プランでは「固定ページ」が使えないことは先ほど述べた通りです。
代わりに普通の記事としてプライバシーポリシーのページを作ります。
タイトルはもちろん「プライバシーポリシー」です。
内容は Google AdSense のプライバシーとセキュリティ 必須コンテンツや誰かのブログまたは解説サイトなどを参考にしてみてください(「Googleアドセンス プライバシーポリシー 見本」や「はてなブログ プライバシーポリシー 雛形」などのキーワードで検索するとヒットすると思います)。
このブログのプライバシーポリシーのページのリンクも参考に貼っておきます。
プライバシーポリシー - Satoru's notes
なぜここで具体的な記載内容を示さないかというと、既存コンテンツをまるごとコピーするのは避けた方がいいからです。
プライバシーポリシーにかかわらず、基本的に重複コンテンツ(コピーコンテンツ)は避けるべきです。
参考にするにとどめましょう。
記事のタイトルと本文を作成したら、投稿日時を設定します。
ブログ記事編集画面の「編集オプション(歯車マーク)」にある投稿日時に記事の中で一番古い日時を設定しておきましょう(私の場合はブログ開設日の0時0分を設定していました)。
これは、固定ページではなく記事として作る都合上、プライバシーポリシーが記事一覧に表示されてしまうのですが、他の記事が並んでいる途中にプライバシーポリシーが混ざるよりは末尾に出てくる方が見栄えがいいだろうという配慮です。
あとは、カスタムURL を設定しておいた方がいいでしょう。
投稿日時と同様に「編集オプション」の中に項目があります。
設定内容は「privacy_policy」または「privacy-policy」でいいと思います。
ここまでできたら記事を公開しましょう。
プライバシーポリシーへのリンクを追加する
プライバシーポリシーへのリンクの設置場所はサイドバーが無難でしょう。
以下の手順でサイドバーにプライバシーポリシーへのページのリンクを作成しましょう。
こうすることで、ブログ内のどのページからでもサイドバーのリンクからプライバシーポリシーに飛べるようになります。
- ブログのダッシュボード(管理画面)の「デザイン」を選択
- 「カスタマイズ(スパナのマーク)」→「サイドバー」→「モジュールを追加」を選択
- 「リンク」を設定する
- タイトル欄に「このブログについて」など、プライバシーポリシーの親項目としてふさわしいタイトルを入力
- リンクの左側の欄に「プライバシーポリシー」と入力し、右側の欄にプライバシーポリシーのページの URL を入力
(カスタムURLを「privacy_policy」にした場合、「https://◯◯◯/entry/privacy_policy」のようになります) - 「適用」を選択
- 「変更を保存する」を選択
これで完了です。
一度ブログにアクセスし、きちんとサイドバーにリンクが追加されていてプライバシーポリシーのページに飛べることを確かめましょう。
リンクが正しく追加されていない場合
もし、サイドバーにリンクがないとか、リンクからプライバシーポリシーのページに飛べないという場合は、以下の観点でミスがないか確認してみてください。
- プライバシーポリシーのページが公開されているか
- サイドバーへのリンクの追加ができているか(「変更を保存する」を押し忘れたりしていないか)
- プライバシーポリシーのページの URL とリンクに登録した URL が一致しているか
まとめ
私が無料プランで Google AdSense の審査に合格したときのプライバシーポリシーの設置方法を紹介しました。
おさらいすると、一番古い投稿日時で記事としてプライバシーポリシーのページを作りサイドバーにリンクを追加する、というやり方です。
ぜひお試しください。