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Apple Watch Series 6 の優れている点 (fitbit versa と比較して)

2020年10月に Apple Watch Series 6 を fitbit versa から乗り換えるかたちで購入して3か月。満足度は非常に高いです。iPhone ユーザーなら買いだと断言します。
また、Apple Watch Series 6 と Apple Watch SE で迷っている人には Apple Watch Series 6 がおすすめです。

Apple Watch Series 6 と fitbit versa 左奥が先代の fitbit versa。右手前が10月にお迎えした Apple Watch Series 6。

Apple Watch SE や fitbit versa との比較もまじえて、Apple Watch Series 6 が優れていると感じた点について以下に示します。

画面の常時表示が便利

Apple Watch Series 6 は常に画面が表示されているのでストレスフリー。これが Apple Watch SE より Apple Watch Series 6 が優れている一番のポイントです。
Apple Watch SE や fitbit versa (*1) は画面の常時表示には非対応で、腕を上げたりしないと画面が点きません。これは、使っていて地味にストレスを感じる点です。
会議などの場においてさりげなく時間を確認したいことはままあるかと思います。常時表示対応モデルなら、文字盤さえ見えていれば机の上に置いた手を動かすことなく時間が確認できます。また、常時表示非対応のものでは、姿勢によっては少し手首を動かしただけでは画面表示されないことがあり、こういうときにも常時表示の優位性を感じます。常時表示のモデルを一度使うと、常時表示できないモデルを使う気にはなれません。
腕時計として当たり前のことが当たり前にできるというのが使い心地の良さにつながっていると思います。

*1 : fitbit は versa 2 から常時表示に対応

Apple Pay が便利

私は Apple Watch の Apple Pay (というか Wallet) に QUICPay、iD、PASMO のカードを登録していて、普段の買い物は基本的に QUICPay か iD で支払い、電車に乗るときはエクスプレスカード (Apple Pay を起動せずに改札にかざすだけで使えるカード) として登録した PASMO を使っています。
Apple Watch を買う前はいちいち iPhone を取り出して使っていましたが、Apple Watch なら手首をかざすだけ。さらに、iPhone の場合と異なり、支払った瞬間から両手が空いているのは思ったより便利でした。
ひとつ難があるとすれば、改札を通るときに左手を右側にもってくるように体を少しひねらないと使えないところですが、いちいち iPhone を出し入れするのに比べれば大した問題ではありません。

ちなみに、fitbit も Fitibt Pay という非接触決済サービスを提供していて、2020年7月に日本でもサービスを開始しましたが、利用するにはソニー銀行の Visa デビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」と組み合わせる必要があり、使える場所は Visa のタッチ決済に対応する加盟店ということなので、もっと他の金融機関との提携やタッチ決済加盟店の増加が進み、交通機関での利用もできるようにならないと魅力が薄いというのが今のところの印象です。

<2021/05/01 追記>
4月21日、PayPay銀行 (旧ジャパンネット銀行) の Visaデビットカードが Fitbit Pay の対応を開始しました。
一歩前進ですが、まだ今後に期待という感じですね。

Digital Crown が便利

スマートウォッチは概して画面が小さいので、タッチ操作しかできないとスクロールしているときに指に隠れて画面が見えなくなってしまいます。しかし、Apple Watch なら Digital Crown(リューズ)でスクロールできるので、スクロール中も画面が見えます。

fitbit versa を指でスクロールして画面が隠れているイメージ fitbit versa だと指で画面が隠れる。

Digital Crown によるスクロール中に画面が見えているイメージ Apple Watch なら Digital Crown を使えばスクロール中も画面が見える。

また、iPhone で撮った写真を Apple Watch で確認することができますが、Digital Crown で拡大・縮小できるのでメモ代わりに撮った写真を確認したりするのに便利です。

通知とアプリが便利

iPhone だけを使っていた頃は、通知に気付かなかったり通知を見るために iPhone を取り出したりしていましたが、Apple Watch があれば通知を手首で確認できます。しかも(当然ですが)fitbit versa よりできることが多いです。
例えば、LINE。あらかじめ設定しておいた定型メッセージを送信することができるので、通知から LINE を開いて返信するまでの一連の操作が Apple Watch 上で完結します。そのほかには、ToDo / リマインダー系アプリを確認してタスクを完了にすることもできます。

バッテリーがちょうどいい

fitbit versa のバッテリー持ちが4日なのに対して、Apple Watch は昔も今もおおよそ1日。versa を買ったときには長くもつことはメリットだと思っていましたが、私の場合、これが裏目に出ました。
versa の充電が4日に一度で済むせいでむしろ充電し忘れて使えないことがあったのです(電池がへたりそうなので毎日は充電したくなかった)。
むしろ毎日充電することを前提としている Apple Watch の方が日常使いにはフィットしていると感じます。実際、Apple Watch は毎日風呂に入るときに充電するようにしていて、充電を忘れたことも充電が切れたこともありません。

あと、Apple Watch の電池持ちについて勘違いしていたことがあります。
スペック上、最大18時間のバッテリーだと書いてあるので活動時間の長い日は充電が切れる可能性があると思っていたのですが、これの前提となっているのは以下のような条件とのことです。

  • 90回の時刻チェック
  • 90回の通知
  • 45分間のアプリ使用
  • Bluetooth 経由で音楽を聴きながらのワークアウトを60分間 (Bluetooth 接続自体は18時間継続)

どんだけ Apple Watch 好きなんだよ、と言いたくなるレベルに使って18時間もちます。
普通に使えば1日の間に充電が切れることはありません。

というわけで、毎日の充電が前提だけど余裕で1日もつ Apple Watch がちょうどいいです。

ソロループが良い

最後は Apple Watch 本体のことではなく、Apple Watch Series 6 と同時に発表されたバンド「ソロループ」について。
ソロループは、バックルがない代わりに伸び縮みさせて装着するシリコーンゴムのバンドです。
ノートPC のキーボードで文字入力することが多い人におすすめです。

fitbit versa を使っていたときはバックルが邪魔でノートPC を使うときに外すことがありましたが、ソロループは全然ジャマになりません。

バックル等のサイズ調整機構がないのでジャストサイズを選ぶことが重要ですが、Apple 公式の販売ページにあるサイズ合わせの手順に従って注文したらぴったりのものが届きました。
すでに他のバンドで Apple Watch を使っている人にもぜひ試してほしいと思うくらい、おすすめです。

まとめ

Apple Watch Series 6 + ソロループを買ってから毎日が快適・便利になったと感じますし、価格に見合うだけの価値があると思います。
すべての iPhone ユーザにおすすめです。